2008年4月27日日曜日

JP Morgan Leadership Case Competitionで優勝!

JP モルガン・チェース銀行Aspen Instituteが主催するThe Walter V. Shipley Business Leadership Case Competition。社会貢献価値市場のビジネスプランとは別口で、同級生たちとこの大会に出場していたのですが、その決勝が、25日ニューヨークはバッテリーパークのリッツカールトンホテルで行われました。

ビジネスプランのコンテストとは違い、ビジネスケース(模擬のビジネス課題)を与えられて、それへの対処策を提案しその優劣を競うものです。 課題の内容は、企業買収ファンドの大手であるKKRTPGが、昨年TXUという石炭火力発電所で悪名高い電力会社を買収した実際の事件に基づいています。設定は、買収準備の最終段階で、ファンド側が、TXU批判の最先鋒に立つNGOであるEnvironmental Defense Fund (EDF)National Resource Defense Council (NRDC)に交渉を申し込んできた時点になっていて、我々に与えられた任務は、前代未聞の事態に戸惑うNGOに、以下の点を考慮しながら交渉戦略をアドバイスすること。
  1. NGOが買収に賛意を表明することが、ファンド側にどのような経済価値をもたらすか
  2. それを交渉材料にして、どのような環境を配慮した譲歩施策を要求するべきか
  3. 最大限の効果を引き出すためには、交渉はどのように進めるべきか

出場権は招待校に限られていて、今年は以下のビジネススクール8校が参加しました。

  • コロンビア大学
  • ダーデン (バージニア大学)
  • ハーバード大学
  • ケロッグ (ノースウエスタン大学)
  • ロス (ミシガン大学)
  • スターン (ニューヨーク大学)
  • タック (ダートマス大学)
  • ウォートン (ぺンシルバニア大学)
一次の各校予選で選抜された代表グループが、二次でふるいにかけられ、決勝に勝ち進んだのはコロンビア、ダーデンと我らがケロッグ。

一次では課題が発表されて3日間で状況分析、戦略立案、文書提出をしなくてはならないのですが、私は折悪しく体調を崩して寝込んでしまったため、一番最初にアプローチの仕方を決めるところ以外はほとんど貢献できず、チームメートには大変申し訳なく思っていました。

運良くこうして再び機会が回ってきたことで、今回プレゼン準備を通して、コンサル業で鍛えられたスキルを発揮できましたので、どうにか一次の失点を挽回することができて幾分負い目が減りました。

決勝の課題は、一次で提案した戦略のプレゼン。ありものを単にパワーポイントに移して話すだけなら楽なのですが、それでは勝てないということで、一週間は授業もそっちのけで、夜遅くまで準備する日々が続きました。

その甲斐があって、見事優勝を果たした時は本当にうれしかった~!!打ち上げはブルックリンのPeter Luger Steak Houseで、大迫力のステーキをお腹がはちきれるくらい食べて、いー気分でカラオケへ。とても貴重な経験になりました。

2008年4月20日日曜日

ビジネスプラン

University of Texas at Austinが主催する2008 Social Innovation Competitionですが、昨日準決勝の結果が発表されました。

私たちのチームの結果は…残念ながら、決勝進出はならず。

でも今回無理をして完成度が低いながらも、一旦ビジネスプランを書いてみたことで、今後なすべきことの全体像がつかめ、改善・補強の必要な点があきらかになり、とても良い経験になりました。私たちのアイデアを実現に近づけるため、ビジネススクールで残された今後一年強の時間をより有効に使うための基礎ができたように思います。

2008年4月14日月曜日

ご無沙汰です

前回のエントリーから3週間近くも間が空いてしまいました。

2週間のタンザニア旅行を終えて、アメリカに戻ってきたのが3月30日の夕方。(友人がみんなの旅行中の写真を集めてスライドショーを作ってくれたので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。)

その翌日から即春学期が始まる中、Social Innovation Competitionのビジネスプランをやっとこ仕上げて4月2日に提出することができました。

しかしその後、ここ数週間の無茶な仕事量が祟って、週末から4日間も寝込んでしまいました。

最近、数ヶ月無理を重ねては数日ぶっ倒れるというのがパターンになりつつあります。しかも、その周期が段々短くなってる気が。。

胸に手を当てて考えてみると、ここ一年くらいは運動らしい運動をしていない。生活にメリハリがなく、ずるずると仕事&勉強をしている。

これはまずいということで、以下の三点を決心しました。

  • 徹夜はしない。最低でも3時間は寝る。それも最悪週2回まで。
  • 生活のリズムを取り戻す。基本的に深夜2時までには寝て、朝8時に起きる。
  • 体力をつけなおすため、まじめに運動する。と言っても、私の性格からして、何か明確な目標がないとすぐにまた元の怠惰な生活に戻ってしまうのは目に見えているので、勢いで大枚$130を払って、シカゴマラソンに出走登録しちゃいまいした。

うし、有言実行!