2008年12月6日土曜日

スタディトリップの成果

今朝のEntrepreneurial Financeで、秋学期の授業は終了。今学期私が取った授業は運良くin-class examがなく、レポート提出やtakehome examも今日で全て終わり。一足早く明日から冬休みに入ります!

当初は中東旅行なども企画していたのですが、諸々の事情により南米4カ国(チリ→アルゼンチン→ウルグアイ→ブラジル)を巡る旅に変更。

明日チリに飛び、そこから2週間のクルージングで南米大陸の南部をぐるっと回ってブラジルまで行き、あとはリオでまた2週間ほどゆっくり滞在するというなかなか贅沢なプラン。

それにしても、秋学期は比較的緩やかに始まり、授業もこれまでになくまじめに出ていたのですが、11月に入ったあたりからは突然全てに加速度がついてきて、最後の一ヶ月ほどは疾風怒濤の如く過ぎていきました。

まぁその一番の原因は明らかで、サンクスギビング休暇を利用して日本で行ったスタディトリップ。訪問先のアレンジをしたSさんの大活躍で、当初の想定以上に充実したスケジュールになり、東京、名古屋、大阪で
  • 障害者雇用に力を入れている企業2社
  • 自動車部品メーカー2社
  • 組込みソフト検証業者1社

を訪問したほか、ご自身が発達障害の方4名、組込みソフトに詳しい大学教授1名、自閉症者の就労支援を研究されている大学教授1名と大学院生1名にお会いすることができました。

強行軍でちょっと体力的にも無理しながらも頑張った甲斐があって、期待以上の成果がありました。自動車部品メーカー2社からは、起業の暁には一緒に仕事する機会を前向きに探りたいというお言葉をいただき、さらに個人的に出資をしたいと言ってくださる方まで現れました。このスタディトリップで得られた知見と自信のおかげもあって、こちらに帰ってきて今週行ったVenture Formulationのクラスの最終プレゼンは、ジャッジのベンチャーキャピタリストや起業家の方にも大変好評でした。

次のステップとしては、2009-2011を準備期間としてその間にパイロットプロジェクトを実施するために、協力企業や出資者を集めることを考えています。そのため冬休みには、Sさん一人でもう一度日本に戻り、さらに色々な関係者とネットワーキングをすすめることになっています。