キガリ市内のUOB本店
先週金曜日で、ルワンダでのインターンを無事終えました。
6週間インターンをしたUrwego Opportunity Bank (UOB)は、ルワンダでは最大のマイクロファイナンス機関 (MFI)で、世界的なマイクロファイナンスのグループであるOpportunity Internationalの系列。私がいた短い間にも、Kivaからの審査員が訪れたり、アメリカの国会議員の一団が視察に来たりと、外国からも注目を浴びているのがよく分かりました。
商業銀行になってまだ日が浅く、あまり会社の方針やマニュアルが文書化されていないものが多いため、それらを整備するためCEOの手伝いをしたり、銀行が支店を出していない地方向けに車で巡回支店を始めるプロジェクトの実行可能性予備調査を行ったりといった業務を担当しました。
平均的なMFIと比べるとしっかりした体制でやっている方らしいのですが、率直に言って、今回のインターンシップの最大の収穫は、「MFIってこの程度のものか」っていうのが体感できたことでした。
マイクロファイナンスという概念がいまだ耳新しい日本では、何か魔法のように素晴らしい貧困削減の万能薬でもあるかのように語られることが多い気がしますが、限界もあれば問題もあるのは当たり前のこと。
マネジメントの未熟さとか、業務改善の余地といったものを、日々の業務の中で実際に目で見て、その限界や課題が腹に落ち、まだ自分の中で微かに残っていた「マイクロファイナンスの神話性」のようなものを払拭できた気がします。
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