かく言う私も、アカウントをつくったのが今年の4月で、本格的に使い始めたのは6月にビジネススクールを卒業してからですから、決してアーリーアダプターではありません。
最初はマイクロ・ブロギングという呼称にひきずられて、自分の日々の状況を発信するものだと思って、「ブログをアップデートし続けるので精一杯なのに、そんなに一日に何回も発信することなんてないよなー」と、腰が引けていました。
しかし、少しずつ発信しながら、だんだんフォローし、フォローされる人が増えてくれるにつれて、Twitterの醍醐味が分かってき始めた気がします。
人によって違うと思いますが、通常のブログはまとまった文章を書けるため、その分構えてしまって、なかなか気軽に更新するのが難しいもの。だけど、Twitterだと、140字という文字制限があることで、かえって気軽に思考の断片や、ちょっと気になった情報をメモに書き留めておくくらいの感覚で更新をできるようになります。
また、知人や著名人のブログも、長い文章は読み応えがありますが、なかなか腰を落ち着けて読む時間が取れなかったりします。それがTwitterの短い文章なら、ほんの数秒の仕事の息抜きだったり、移動中の時間に、興味を惹かれるエントリがあればさっと見てさっと反応を返すことができます。
この気軽さによって生まれるコミュニケーションの加速が、思わぬ交流の広がりを生んでくれます。
しかしまぁ、ここまでは、本格的にやる前からある程度想像はできたこと。
想像していなかったのは、Twitterの情報収集ツールとしての威力です。ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、MBA留学せずとも、その効用の何分の一かはTwitterをうまく活用すれば補えるのではないかという気さえします。
ビジネススクールに留学することの効用の一つの大きな要素は、ネットワークだというのは、多くの人が語っていること。世界中から集まる優秀な学生たちだけでなく、教授陣、彼らのネットワークを通して授業や講演に招かれてくる人々、その他様々なイベントを通じて、自分の関心分野の最先端で活躍する人たちと実際に会って知り合う機会というのは、とても貴重なものです。
そのネットワークも単に顔と名前を見知っているというだけならば、あまり意味がありません。で、このようなネットワークが実際どのようにして役に立つかというと、その効用の大きな部分は、最新情報の流れる輪の中に入るということではないかと思います。情報の中には、就職の紹介などといった重要情報も時にはありますが、より日常的に恩恵を感じるのは、業界プレーヤーの動向だとか、興味深い雑誌や新聞の記事だとか、そういった軽めだけど選りすぐりの情報が絶えず向こうから流れ込んでくることでしょう。
Twitterがあれば、そうした情報網の構築が自宅にいながらできてしまうのです。自分の興味のある業界のオピニオンリーダーたちを見つけてフォローすれば、彼らが伝えたい取っておきの情報や、ちょっと気になった情報にすぐに接することができます。普通のブログをチェックするのもいいですが、Twitterの方が、より頻繁で、リアルタイム性が高く、また即座に要・不要を判断できるような簡潔な形で情報が流れてきますので、はるかに強力な情報収集ツールと言えると思います。
そうして入ってきた情報をまた発信・共有することで、ネットワークが広がっていきます。
Twitterについて聞いたことはあるけど何だかよく分からなくて始めていない人や、アカウントは作ってみたもののどうもピンとこなくて、ほとんど活用していない人は、まずは情報収集ツールだと割り切って使い始めてみてはいかがでしょうか。
今日も応援クリックありがとうございます!!
そうでしたか!
返信削除色々為になります m(_ _)m
始めたいと思いますが、mixiのように招待してもらう必要とかあるんでしょうか?
> スマイルメーカーさん
返信削除招待とか必要なく、あっけないほど簡単に始められますよ!
↓初めて何をしていいかとまどったら、こちらをご参考にされるといいかも。
http://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20090829/1251588154
情報ありがとうございます。
返信削除まとまった時間がとれましたら、早速トライしてみます♪
> スマイルメーカーさん
返信削除是非、試してみてください。
https://twitter.com/cloudgrabberでフォロー歓迎です!