私が通うビジネススクールでは、秋学期の間に4-5人の一年生がチームを組んで、シカゴ周辺地域のNPOにプロボノでコンサルティングを行うNeighborhood Business Initiativeという課外活動が盛んです。私も10月から始まったこのプログラムに参加していましたが、一昨日めでたく成功裡に最終プレゼンを行い、クライアントの方々に喜んでもらうことができました。
青少年向けのプログラムを展開しているAlternatives Inc.という中堅のNPOが、初めての営利事業を立ち上げようと様々なビジネスアイデアの種を吟味した結果、有料のブレイクダンス教室を開くという案が選ばれたので、その採算性を測るために私たちのチームが招かれて、2ヵ月間で市場調査、競合分析、収益性シミュレーション等を行いました。
プロジェクトの内容が内容だったので、基本的には私の本業の経営コンサルティングで使っているフレームワークやアプローチを適用するのに特に困難もなく、またクライアントもとても協力的でしたので、全体的には難易度の低いケースだったと言えると思います。ただ、他のチームメートはコンサルティングの経験が全くないわけですし、授業、宿題、テスト、さらに来夏のインターン就職活動と、他にやること満載で彼らのコミットメントが低くなりがちな中で、クライアントを満足させる結果を出すのは当初思ったよりも大変で、私自身にとってもそういう意味では良い経験になりました。
なんだかんだと紆余曲折があっても、最終プレゼンが終わってクライアントが喜んでいる顔を見ると、「やっぱりやってよかったな」と思えます。
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1 週間前
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